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東京スバルレーシング2024
Rd.2 オートポリス

東京スバル TOKYO SUBARU Racing

TOKYO SUBARU Racing GR86/BRZ Cup 2024参戦記 #2

井口卓人選手の地元オートポリスで
着実にポイント獲得!

TOYOTA GAZOO RACING GR86/BRZ Cup 2024

TOYOTA GAZOO RACING GR86/BRZ Cup 2024
プロフェッショナルシリーズ第2戦が6/16(日)大分県の
オートポリスにて開催されました。
参戦初年度の昨年、東京スバルレーシングが初優勝を飾った
井口選手の地元オートポリスでの戦いをお届けしますので、
どうぞよろしくお願い致します!

2024年6月13日(木):晴れ

開幕戦優勝の興奮が冷めやらぬうちに第2戦となりました。
今回、オートポリスに派遣したメカニックは、杉山 晴流(青梅店)と田中 祐也(中野店)です。
杉山は昨年シリーズチャンピオンが決定した最終戦 富士に続く2回目の派遣、田中は昨年度次世代育成メンバーとして研修の中で経験を積み、今年度いよいよサーキットデビューとなりました。
この2名に、全国ディーラーメカニック派遣から宮崎 繋法(熊本スバル)を加えた3名で井口卓人選手の車両を整備していきます。

東京スバル Rd.2 オートポリス 開幕戦のメカニック

この日は早朝から羽田空港へ集合。熊本空港に到着後はレンタカーでオートポリスへと向かいました。
サーキットへ到着すると、早速テントを設営し、午後からのスポーツ走行に備えます。

例年、この時期は梅雨入りをしている九州ですので、雨を覚悟して現地へと飛び立ちましたが、今年はまだ梅雨入りはしていないとのことで、この日は30度を超える暑さの中、テスト走行を繰り返しました。
走行を終えた井口選手に話を聞くと、「マシンの感触は良く、上位のタイムを出せたので上々です。」と初日から順調なスタートとなりました。
杉山・田中も経験値があるため、落ち着いて確実な作業を行い、チームに貢献していました。

2024年6月14日(金):晴れ

この日は、午前・午後と合わせて5本のスポーツ走行が予定されていました。
ここオートポリスが地元の井口選手は走り慣れたサーキットのため、周りの様子を見ながら走行を繰り返していました。特に86/BRZ Cupはタイヤ性能の差が大きく影響するので、タイヤ空気圧の調整や決勝レースを想定したロングラン走行を行い、マシンセッティングを煮詰めていきます。
毎戦予選では1秒の中に20台近くのマシンがひしめき、決勝では毎回ウイナーが変わる大混戦のワンメイクレースは、一瞬足りとも油断が出来ない厳しいレースだけにメカニックも気合いを入れて作業を行い、この日は終了となりました。

東京スバル Rd.2 オートポリス タイヤ空気圧の調整や決勝レースを想定したロングラン走行

東京スバル Rd.2 オートポリス

2024年6月15日(土):曇り

これまでの2日間と変わり、この日は朝から肌寒くどんよりと雲に覆われたオートポリス。
いつもなら予選の日となりますが、日曜日の1日で予選・決勝が行われるため、この日は予選を占う専有走行となります。気温が上がらず、路面温度も上がらない状況でブリヂストン勢がどのようなタイムを出してくるのか見どころです。

東京スバル Rd.2 オートポリス ニュータイヤ

そして15時から専有走行が始まりました。
まずは、ニュータイヤでどのくらいのタイムが出るのか・・・井口選手がコースに入ります。
結果は、トップから0.173秒差の2分8秒210をマークして5番手。
タイムを出した後は、決勝レースを見据えたロングランを行い、データを取り、専有走行は終了となりました。
井口選手からは、相変わらずマシンの感触は問題無い。とコメントいただいたので、大きなセッティング変更はなく、各部のチェックや油脂類の交換などだけで済みそうです。

そして、夕方には事前車検と装備品検査が行われ、問題なくクリアしこの日は終了となりました。

東京スバル Rd.2 オートポリス 開幕戦

また、この日の夜は熊本スバル南高江店に行き、井口選手と久保選手によるトークショーを開催。
レースウィークにサーキットから近いスバルディーラーでイベントができることでレースも盛り上がるのでこのようなイベントが多く出来たらいいなと思いました。そして何よりご参加いただいたお客様が楽しそうに笑顔だったのがとても印象的でした。

東京スバル Rd.2 オートポリス

東京スバル Rd.2 オートポリス

2024年6月16日(日):曇り

この日は朝から霧に覆われ、予定通り予選と決勝が行えるのか不安な空模様でした。
また、昨日に引き続き気温も上がらず肌寒い状況でしたので、ブリヂストン勢としては少々厳しい戦いになりそうな感じです。

【10時 公式予選】
メカニックたちも昨日までに仕事はやり終えていたので、静かに予選の時を待ちます。
そして、10時を迎え、始まった公式予選。
SUGO大会に続き、一番1コーナーに近いピットを使用しているため、予選開始と同時に井口選手と久保選手がコースへ入り、タイムアタックを行いました。1周勝負のタイムアタックから1番最初に戻ってきた井口選手はコースレコードの2分7秒297をマークするも、トップから10台がこれまでのコースレコードを上回るタイムを出すハイレベルな予選となり、最終的に8番手となりました。

東京スバル Rd.2 オートポリス 公式予選

【14時 決勝】
予選が終わり、束の間の休息後、すぐに決勝レースとなります。
決勝を迎えるまでの間にマシンの最終チェックを行い、その時を待ちました。

東京スバル Rd.2 オートポリス 決勝

そしていよいよスタート・・・
井口選手は好スタートを決めますが、大混戦の中で1台にかわされ9位でオープニングラップを終えます。
それでも僅差の戦いなので、この後巻き返すチャンスはありそうです。
そして、3周を終え、4周目に入ったストレートから1コーナーで前の選手に仕掛けると、そのままオーバーテイクし8位へと浮上。着実に順位を上げていくあたり、さすが昨年のチャンピオン井口選手ですね。

1台かわしたことでペースが上がった井口選手は4位集団へと追いつき、数周の間に渡りバトルを繰り返します。そして、7周目に1台抜き、これで7位へ浮上し、さらに上位進出を狙いますが、なかなか差が縮まらずに結局そのままチェッカーを受けました!
これで昨年から数えて参戦9戦となりますが、富士のクラッシュによるリタイヤ以外では全戦ポイントを獲得。マシントラブルも無くメカニックの確実な整備が実を結んでいることはディーラーメカニックとしても誇らしいことです!
※レース後の車検で失格となった車両があったため、最終順位は6位となりました。

SUGO大会で2位だった菅波選手が優勝したため、シリーズランキングは11ポイント差の2位へ後退しましたが、まだまだシリーズは残されていますので、シリーズ連覇へ向けて頑張っていきたいと思います。

東京スバル Rd.2 オートポリス 決勝

最後に、
予選と決勝の間に、Team Takuty主催・井口選手と久保選手によるピットツアーが行われました。
50名と非常に多くの方にご参加いただき、大変盛り上がるイベントとなりました。
普段、なかなか見ることが出来ないテントに皆様をお招きし、メカニックの作業風景などをご覧いただいたり、ドライバーからタイヤについて説明があったりととても面白いツアーになったようで、皆様笑顔だったのがとても印象的でした!

東京スバル Team Takuty主催・井口選手と久保選手によるピットツアー

東京スバル Rd.2 オートポリス

次戦は昨年スタート直後のクラッシュでシリーズチャンピオンが消滅したと思いきや、ライバルのペナルティによってチャンピオンを獲得でき、地獄から天国を味わった富士スピードウェイでの戦いになります!
富士大会には、木下 大輝(世田谷店)/バイサゴフ・ルスラン(国分寺店)を派遣して挑みますので、ご期待ください!