以前「エアコンガスについて」ご説明いたしましたが、今回はエアコンの使い方やメンテナンスについてのポイントをご紹介いたします。

「エアコンガスについて」はこちら

使い方のポイント

1.上手な換気と風向

夏の日差しに照らされたクルマの車内は、密閉されているためとても温度が上昇します。例えば外気温が30℃の場合は駐車状態の車内では50～60℃にも達します。
このままエアコンを使用しても、車内の空気や部品が高温になっているためなかなか涼しくなりません。

まず、窓を開けて十分な換気を行なってからエアコンを使用するのが効率的です。
走行直後はエアコンの外気導入による換気を行なえば、外の新鮮な空気を取り込むことができ、車内の空気をリフレッシュする事ができます。
その後は内気循環にして、外の暑い空気を吸い込まないようにすると効率良くエアコンを使用することができます。

エアコンを使用する際は、表示パネルとスイッチを確認します。
この時、AC（エアコン）スイッチがOFFの状態では、冷気を作り出すコンプレッサーは作動していませんので冷風は出ません。
冷気は重いので上から下へと流れるので、中央と側面の吹き出し口をメインにするように風向きを調整することで、車内を効率よく冷やすことができます。
また、吹き出し口はやや上向きにして、直接体にあたらないようにするとエアコンによるストレスや疲れが軽減されます。

2.駐車の際の注意

夏など日射が強い時期の駐車は、なるべく日陰を選んで駐車しましょう。
また、車内には溶けやすい菓子類や炭酸飲料などを残しておくと、車内温度が上昇した時に溶け出したり、破裂したりする場合があるので注意が必要です。
室内の汚れやシミの原因だけでなく、思わぬ部分を破損する場合もあります。

メンテナンスのポイント

エアコンの使用中「臭いが気になる」または「風量が弱くなった」なんてことはありませんか？
このような時はエアコンフィルターの汚れや目詰まりが原因の場合があります。
前回ご紹介した「エアコンフィルターの機能、交換時期の紹介」をご覧ください。
また長い間お車を使用していると、エアコンシステム内部のガスが徐々に減ってしまうことがあります。
本格的にエアコンを使用する夏を迎える前に点検をするのがお勧めです。

「エアコンフィルターの機能、交換時期の紹介」はこちら

エアコンの冷え具合の確認は、エアコンの風が冷たいか手をあてて確認してください。
冷え方が弱くなったと感じたらエアコンガスのクリーニングをおすすめいたします。

エアコンガスクリーニングの詳細はこちら

暑い季節に快適なカーライフをお過ごしいただけるように、東京スバルが、お客様をサポートさせていただきます。

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